fujifrog

家探し、購入、引越し、メンテナンスの記録

和菓子の移動販売

工務店の訪問営業のエントリを書いた後、そういえばと思い出した。

春先だったか、和菓子の移動販売がきた。この人もインターホンを鳴らしたものの、ちゃんと名乗らないし、「お菓子を見てみませんか」のような、ほわっとした言い方だったので趣旨がわからず問い詰めた。なんの用件かと。

その人はもう一度、「和菓子をたくさん持ってきたので見てみませんか?」というようなことを言う。

そのとき、4年ほどまえに道端で声をかけてきたお菓子の移動販売のカートを思い出した。カートというか、手押し車というか、そんなものにお菓子を詰め込んで売っていた。その時は何も知らなかったので、ひとつぐらい買ってもいいかと思って覗き込んだら、たいしたお菓子は入っていない。スーパーなんかでよく見かける大量生産の和菓子的なお菓子やバウムクーヘンのようなものである。それを2倍ぐらいの高い価格で売ってくる。

そんな記憶が蘇り、インターホン越しに「急いでいるので」とお断りをしたら、窓からワゴン車が見えて、そこにその人が乗って去っていった。

私も、若い頃は、某情報を掲載してもらうための注文を取りに店舗などに飛び込み営業をしたこともあるし、今も、行き先はもっと別の組織だけれど飛び込みで話を聞いてもらう業務がたまにある。自営業時代はチラシのポスティングもやっていたので、迷惑がられても頑張るしかない事情は知っている。

その人はひと月後ぐらいに再度やってきたけれど、そこで強く「不要である」旨を伝えたら、その後は来ない。