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家探し、購入、引越し、メンテナンスの記録

所属先がなくなり異動に

コロナで打撃を受けたこともあり、この3年ほど所属業界の将来性が不透明である。その所属先部署が残務だけを処理したあとなくなることになり、2025年から新しい部署への異動が予告された。解雇とか早期退職者募集とかではないので特に収入面の打撃はないのだけれど、精神的には感じるところがある。

 

職場の若い人は、家をローンで買おうかなど考えていたタイミングで、マイナス金利政策解除と、異動が生じたり業界的に信用度が下がったり(まだ大丈夫だけれど)が重なると、不安になるだろう。*1

 

物価が上がって家自体の価格も大幅に上がっている印象だが、金利も上がると家の購入に伴うリスクも高くなる。たぶん賃貸の家賃も上がるだろうから、負担とメリットとの点から見て、持ち家どちらがいいのか悩ましくなるだろう。

極端な話、もはや車のように、家も良い状態のうちに中古で売ってローンは連続して払い続けて新しい家に移り続けるスタイルなんかも視野に入ってくる。

*1:ちなみに、うちが戸建てのローンを開始した2017年において、ローン審査は全く問題なく通り、しかも11年ローンという返済額が比較的大きい短期ローンを組めるほど信用される職業だった。あっという間に雇用を調整する職場となった。

家を買ってローンを組んだ時期は低金利が永遠に続くような錯覚さえあった(けれど変動ではなく10年固定金利で組んだ。今思えば、あの頃なら変動金利でよかった)。

早めに返済してしまって、特に金利リスクの影響はなくなったけれど、繰り上げしていなければ今年はローン7年目なので、残り4年という時期である。当初は、もし金利が上がったら固定ではない最後の1年は危険なので、繰り上げて10年固定の期間内に返済を終えるというつもりだった。

住宅ローン減税も減る前だったので金利分は戻ってきていたし、いい時期だったと言える。そしてそういう時期ばかりではないということも分かった。