fujifrog

家探し、購入、引越し、メンテナンスの記録

築浅のマンションを探し始める

戸建ての建売は信用出来ないという気持ちが強くなって、再度、住宅街のマンションを探し始めた。


7月も半ば過ぎると、今年のボーナスも振り込まれた後なので、少し手持ちの資金も増えて、気も大きくなっている。 

そこで、最初に検討していたマンション予算に、プラス400~1000万円ぐらいの、築浅マンションを探し始めた。


築6年、駅に近い優美な物件

電話したら、掲載後すぐだったのに、もう問い合わせがたくさん来ていた。

結局あきらめたのだが、内装を触ることなく引っ越せるし、価格的にも、結局リフォームしたら同じようなものになるので、最初からこのぐらいのところを狙えばよかったのかもしれない。 


築15年 デザイン性の高い内装のマンション

こちらは10年超えているけれど、売主がずいぶん直してきれいな内装になっている。
価格は前者とまったく同額で、場所も1つ駅を移動した辺りの駅近物件。 
迷ったけれど、新しくはないので、検討から外した。

暮らしやすそうな地域、姿の美しさなどで、最後まで迷ったけれど、最終的には戸建ての物件にした。というのも、戸建てを100万値引きしてくれたから。それがなかったら、マンションを選んでいたかもしれない。 

安いリフォームマンション

戸建てについてかなり真剣に考えていたが、出来心で築30年ぐらいのリノベーションマンションを見に行った。

駅からの近さと、価格のやすさにつられて。もともとは大手の立てた大規模のいいマンションである。それが、棒コーポレーションがリノベーションして売り出している。

オープンハウスに行くと、内装は事務的で美的ではないし、部屋の位置は道路に近い方で、いいところがなかった。 

お風呂やキッチンは新品だけど、風呂の外の窓の下を見たら中庭的なところに水溜まりができていて、ボウフラが湧きそうだった。

駐車場があると書いてあったが、それは「近隣に取れるかも」という意味だった。 


そんなわけで、駅に近くて価格も手頃で、元は高価なマンションであっても、管理の行き届いたマンションにはかなわないことが分かった。そういう意味でも、マンションは、ある程度管理費や修繕費用を払って、セキュリティや品格を保つことが非常に大事なんだなという結論に至った。 

マンションの今後

ところで、この3ヶ月で、同じ地域のマンションをたくさん見たのだが、どうも余剰物件が多すぎる気がする。原因は、マンションの新築が多すぎることだ。古くていいマンションでも、新しいマンションに比べれば古臭い。お金があれば引っ越してしまうに違いない。

今は金利が低いので、新築の家やマンションが次々とできて、まるで80年代バブル期のようだ。それに、震災を経験して、政策も変わり、建材も構造も格段にいい物件も多い。そうすると、古い家から出てしまう人も多いだろう。空き家が増える。

金利政策として、こういう建築ラッシュが続くのがいいとは考えられない。金利は今が底だろうし、ローンを組むなら、今のうちに、固定金利で、控除が受けられる10年を目安にするのがいいだろうと考えている。

金利はさておき、物件自体の魅力の点から、結局、私はマンションではなく戸建てを買うことにしたのだが、決め手についてはまた別途書く。