この家にはアクアセラミック素材のトイレが2つある。
「キレイが100年続く」というキャッチフレーズで100年トイレと言われたりする。汚れにくく耐久性があるということだが、よく調べると、掃除しやすいと考えるのが適切であるようだ。
掃除用の洗剤や道具も、従来の陶器とは異なるようで、特にトイレ用の強い酸やアルカリの洗剤は、素材にダメージを与えるという。リクシルのホームページでは中性や弱酸性の洗剤が推奨されている。
以上がネットや公式ホームページなどからの情報である。
さて、うちの100年トイレ、最近汚れが落ちにくいので、これでは100年持たない、どうしたものかと思っていた。
ちなみに、トイレ掃除は、引っ越し前の、さらに前のアパートに住んでいるときから、塩素入りのアルカリ性洗剤でかんたんに済ませていたので、この家に来てから4年間についてもまったくその方法を変えていなかった。
ところが、である。
この4年間、汚れを落とそうと思って使っていたその洗剤が不適切であったばかりか、トイレ素材にダメージすら与えていたらしい。
なんてことだ。
改めて、我が家の便器を見つめたり触ったりしてみると、少しザラザラしている部分などもある。
そこでまずは元通りのツルツルに戻すために、中性の洗剤などできれいに洗ってみた。ザラッとしたとことも柔らかいものでこすったりした。頑固な部分には少しだけメラミンスポンジを使った。幸い、素材へのダメージというよりは、蓄積された汚れだったようだ。
さて、こうして2つのトイレをツルツルに戻した。汚れはつくのかつかないのか、乞うご期待。
追記:
結局、ルックではきれいにならないし、汚れもつきやすいままで、掃除が大変なので、塩素入りのアルカリ性洗剤に戻した。どうせ100年も使わないし。
感触としては、むしろ従来の素材より汚れが付きやすいと思う。アクアセラミック素材の開発、もっと健闘してほしい。