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家探し、購入、引越し、メンテナンスの記録

居住中の物件を見る

大規模優良マンション

すでに見た2件のマンションを保留したまま、5月のうちに、もうひとつ見に行った。
やはり同じエリアの丘陵地のマンションだ。

ただし築21年目に入り、少し古い。
それと、大規模マンションというところが、前の2件と異なる。

居住中

内覧してみると、7階なので見晴らしがよく、お隣との設計上の張り出しの差などで、まったくプライベートだし、場所は最高である。

しかし、居住人がまだ住んでいるので、細かいところまでは見ることができない。家の人が開けてくれれば内部を見ることもできるような収納スペースも、私がズカズカ開けるのはためらわれる。

ペットも飼えるので、クロスの剥がれや、その他引っかき傷などもある。

ここは、どう見てもリフォームが必要なので、見積もりを出してもらった。


お風呂、システムキッチン、クロス張替え、フローリング張替えなどを見積もってもらうと、「200万円から」という返事だった。そうすると、先に見た物件と変わらない価格になる。

それに仲介手数料と諸費用を入れると、先に見た物件の方が新しいし、直さなくていいし、場所もいい。というわけで、すぐに選択肢からは消えたけれど、悪くない物件だった。実際、その後すぐに売れたようだ。 

値引きについて

3件のマンションを一月の間に見た。
値引きの交渉はしてないけれど、大手の不動産会社なのであまり交渉してもうまくいかないような気がしていた。

ところが、3件目のこの物件で、住人が「少し考えますよ」と言ってくれた。
仲介の不動産屋さんが、部屋を出たところで端数分を引いた価格を提示してくれた。

売主が居住人の場合、その人と仲介不動産がまず交渉しなければならないので、不動産屋さんは値引きの交渉において権限がなく、話がすぐには進まない。居住中物件はそういう住人と話が直接できるということがメリットかもしれない。