午前中、物件の契約、工務店にて。
いったん自宅に戻り、午後は銀行にてローンの申請を行った。
必要書類を出して、確認して、受理して、書類不備がないか確認してもらって、住所、著名、捺印、訂正箇所に印鑑を押して……簡単ではない。
必要書類は、私の場合次のようなものだった。ほとんどの資料は銀行がその場で写しを取るので、原本は自分に戻ってくる。
- 住民票
- 源泉徴収票※
- 納税証明書(原本提出)
- 住民税額の決定通知書(原本提出)
- 住宅の重要事項説明書
- 住宅の契約手付金の領収書
- その手付金を私が支払ったことを証明する資料(銀行の送金記録など)
- ローン借入金残額の支払い能力を証明できる資料(預金口座残高)
※の源泉徴収票のことでは、数日前からごたごたした。
収入を証明する資料は、収入の種類によって異なる。
私の場合の課題は、給与所得が2箇所の事業所からあるため、年末調整と確定申告の両方を行っているということだ。
それでも、毎年の確定申告書の控えに税務署の受領印をもらっておいてあれば慌てることは一切なかったのだが、それがしてなかった。
なにしろ、確定申告書を再発行してもらうには、3週間かかる。お盆を挟むと4週間になりかねない。
そうすると、ローン申請が来月になってしまうし、それはちょっと困る。
この銀行では、自営業など給与ではない所得がある人は、固定給ではないので過去3年分の確定申告書の控えを提出することになっている。
一方、給与所得のみの人は、直近の源泉徴収票を出すだけでいい。
源泉徴収票は、たいてい給与明細とともにもらっているので、たいてい家にあるはずなのだ。それを出すだけなので、簡単である。
私のケースでは、源泉徴収票を2年分、確定申告書控えを3年分、納税証明書あるい納税額の決定通知書を過去3年分など、自営業の人と給与所得者の両方の資料を全部用意するようなことになってしまう。
しかも、源泉徴収票の原本は確定申告書に添付して提出してしまったので、手元にはない。事業所に再発行してもらえばいいが、原本ではなく、写しを送ってくれるので、原本であることを証明するには、事業所印などを押してもらう必要もある。
やれやれ、である。
税務署で、確定申告書再発行(3年分)を申請したとき、税務署の人も「そんなに要りますか?ほんとかなあ?」と首を傾げていて、自営業でもないのに、提出資料の重なりは「念のため」であり、それもレアケースであることを感じたので、一応申請はしておいたけれど、銀行に確定申告書以外の方法を尋ねてみることにした。
(ちなみに、1年分300円なので、900円)
銀行への問い合わせの結果、源泉徴収票2枚の所得額の合算が、住民税の決定通知書に書かれている所得総額と同じであれば、確定申告書は出さなくてもいいということになった。
よかった。