fujifrog

家探し、購入、引越し、メンテナンスの記録

ローン申請書類作成

ローン窓口では、まずは提出書類の提出と確認、そしてコピーを待つ間に申請書作成となる。

申請書は見開きのA3一枚で、すでに事前審査時の情報を入れてくれてあるので、書くところは少ない。

ローン申請の窓口には、午前中「重要事項説明」をしてくれた工務店宅建資格者さんが来て、必要な説明はしてくれる。 
 
さて、問題を3つぐらい解決したので、その記録を。
 

表題登記、地目変更、有権保存登記をしていない物件

私がひたすら申請書類を書く間、ローン窓口のお姉さんと、宅建兄さんが、各種権利の登記の時期についてルール確認をしている。どうやら銀行のローンの条件と、工務店の予定が少しずれているようで、そのすり合わせをした(模様)。 
 
この銀行は、新築住宅の表題登記(表示登記)を行っていることをローンの条件にしているとのこと、工務店は表題登記、地目変更、有権保存登記を一回に終わらせたいようで、買い手がつくまで未実施の状態だった。これは工務店がやってくれる契約になっているので、口を挟まずに傍観した。
 

確定申告書控えがない

2つ目は、所得税の納税額総額が分からないというものだった。

事業所甲乙のうち、甲は年末調整するのだが、私の場合、乙の収入と、保険料控除、寄附金控除、年金追納分の控除をすべて年末調整で行っている。

その辺のところを自分で判断して用意しておけばよかったのだが、「納税証明書」その1,その2を、後日追加で提出するように言われた。これも、確定申告書控えさえあれば不要なのだが。 

このとき、時間は4時になったあたりだったので、火災保険の書類を待つ間に、私だけ中座して納税証明書をその日のうちに提出することにした。

その時私は勘違いしていたのだが、納税証明書は、区役所の税務窓口でも、税務署でももらえる(という勘違い)。

実際に、もらえるのだが、もらえるものが違う。

区役所では住民税の納税、税務署では所得税の納税証明書を取れるのである。

金曜日の4時半過ぎに、区役所からの税務署移動で、滑り込みで所得税の納税証明書1と2を受け取った。一部400円で、合計800円。1と2があるのは、確定申告で追加で納税しているので、別紙になっているからである。 

 

団信

さらに、団体生命信用保険(団信)の申し込みのときのこと。

重大な病気はないが、通院治療中の持病がある。これを申告する際に、添付書類として血液検査結果を出せるように、生命保険会社と話をつけてくれた。

それで、税務署から自宅に寄って、血液検査結果を1年分持ち出した。 

 

定率型と定額型

3つ目の問題は、まだ課題として残っている。 
住宅ローンの種類に、初期費用の定率型と定額型というのがある。銀行の店頭には、「定率型」の方の、「変動金利」と「固定金利」のポスターが貼られていることが多い。なぜなら、マジョリティは35年ローンのような長期のローンを組むから。

長期で、3000万円以上のような高額のローンを組む場合は、定率型の方が総額が安くなる。これは、初期費用はある程度かかるけれど、返済金利は安い。 

一方、2000万円以下の借り入れで、10年ぐらいの短期で返済しようとする場合、初期費用が割高となり、金利が安くても取り戻せないのだ。そこで、定額型で初期費用を押さえ、返済の金利は、定率型よりプラス0.2%で払う方法を取る。短期返済マンの私は、こちらの方が総額は安くなる。

 

ところが、店頭でローンのお姉さんは、特に何も考えずに定率型で計算をしてくれた。

定額の方と比較して欲しいと申し出たが、ちゃんとしてくれず、家で自分で計算することになったのだが、7万円以上の差が出るので、ローン審査が通った暁には本契約時に定額型に変えてもらう交渉をする予定である。 

 
銀行に到着してから、中座した時間も入れて4時間が過ぎ、くたくたになって帰宅した。火災保険の話は次に書く。