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住宅ローンの繰り上げ返済手数料

最近調べている繰り上げ返済の方法の記録、前回は返済時期の選び方と抵当権抹消について書いたが、手数料についてはよく調べていなかった。

 

繰り上げ返済の手数料

繰り上げ返済の申し込みをするには、銀行サイトからWeb申し込みができて、Webだと手数料はないと言われている

実際確認したら一部返済型は手数料なし、全額返済だと手数料が5万円超かかることが分かった。これは銀行によるし、ローンの種類や始めた時期にもよる。

 

返済手数料節約術?

全額一括で返済したいけれど、思ったより手数料が高いので、一部返済型を調べたらややこしいことに2種類ある。期間を短縮するタイプと、金額を軽減するタイプで、それぞれ金利の計算が異なる。

一括返済型は、返済の最低金額1円からと言いながら、条件によって約定一ヶ月分を最低金額としていたり、ボーナス増額分を均して1回分の金額を算出し、それを最低金額としていたり、まったくめんどくさい。

しかし、返済額の上限はないようだ。

返済額の上限がないということは、数万円だけ残して”ほぼ全額”返済し、最後の引き落とし日に完済になるように仕組むことはできないのだろうか。そうすれば、最後の引き落とし日で完済し、その1回分の金利はかかるものの、数千円で済む。

そんなややこしいこと、何をキーワードにググればいいのかあれこれ試した末、某知恵袋などを見ると情報があった。完済した人たちが「最後の約定返済額一ヶ月を残して返済」をしていると言っている。

できるようだ。

 

トータルコスト

振り返ってみると、住宅ローンを組んだとき、繰り上げ返済のことまでコストの計算をして選択しなかった。

結果的には、自分の組んだ11年の変動金利、最初10年固定、定額型というので正解だったが、当時は11年か、あるいは10年めぐらいに繰り上げ返済するぐらいのつもりだったので、まさか5年目に返済する計算はしていなかったのだ。

ローン金利には定率と定額があり、35年ローンなら定率型のほうがお得なので多くの人は定率を選ぶ。その場合の金利は6%台だった。一方定額型だと9%に近い。金利だけ見ると圧倒的に定率型を選びたくなる。

しかし諸費用を見ると、定率型はローン申込時の初期費用が高い。私の銀行では約2倍、金額差にして30万円近かった。そうすると、11年ではこの金額差を超えられず、かえって全額が高くなる。

もし、10年ぐらいで繰り上げして完済する可能性があるなら、毎月の金利は少し高くなるけれど、定額型を検討してもいいかもしれない。