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抵当権抹消 登記申請

2月28日で住宅ローンを完済となったので、住宅ローン契約をしていた銀行から、昨日(完済から10日後)抵当権抹消に必要な書類が届いた。入っていたのは、以下の書類である。

銀行から届いた書類
  • 抵当権設定契約証書:ローン開始の際に作成した書類
  • 登記識別情報契約証書:土地の証書と、建物の証書 各1通
  • 抵当権解除証書:1通
  • 抵当権抹消委任状:1通

そこで、以前調べておいたように、紙の書類を作成して法務局へ持参するという方法で抵当権抹消登記をすることにした。

オンラインか書面か

ちなみに、オンラインでの手続きも検討したが、申請書は送信できても、その他の資料は結局郵送あるいは持参しなければならないというので、メリットがない。

 

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法務局のホームページから「登記申請書」をダウンロード

「登記申請書」はすでにダウンロードして、分かるところだけすでに記載を始めていたので、それを使用した。

Word文書と一太郎文書、PDFの3種類がある。Wordを選んで、入力していく。手書きの場合は黒インクで、となっている。

 

「登録申請書」の記載

申請書は片面1枚、「記載例」と「注」を見ながら作れば、何も難しいところはない。「注」が多いので、じっくり読む必要があるぐらいだ。

 

「注」には、最新情報が書いてある、古いしくみと新しいしくみの間で、以下のような番号(最近のしくみ)があれば、書式に情報の記載が不要な項目もある。

  • 法人番号があれば法人の詳細情報は不要
  • 不動産番号があれば不動産の詳細情報は不要

だから、実際にはほとんど何も書かなくてもよい。主な作業は、銀行から送られてきた書類を見て、番号を間違えないように写すだけである。

 

順位番号

「不動産の表示」の項目は不動産番号だけで、他に記入することはほぼないが、「順位番号」は書くようにと指示されている。しかし、銀行から来た登記識別情報契約証書には記載がない。その欄には、代わりに、受付年月日と受付番号が書いてある。

仕方ないので空欄とした。

申請書の作成は以上である。あとは認印を押して、印紙で登録免許税を準備するぐらいであるが、法務局へ持参する場合は法務局の人がやってくれる(後で分かる)。

法務局に持参(郵送ではなく)

郵送するなら、登記申請書と印紙を貼る紙(白紙ならなんでも)を左二ヶ所で閉じて割印をするなどの準備なども必要であるが、持参するならその作業は不要だ。

 

管轄する法務局を調べると、市内には数箇所の「出張所」がある。そのうちの一つの「出張所」が私の地域を管轄している。その出張所のページに、不動産登記に関する業務は「電話予約」をしてね、と書いてあるので、さっそく電話した。音声案内で必要な番号を選択すると担当の人が出た。うまく1時間後に予約が取れた。

 

電話で確認されたことは3つ。1.書類は記載済みかどうか、2.認印を忘れないように、3.番号で呼ぶので控えてくれ、である。

同じ電話で気になることを2点だけ尋ねた。1.順位番号が不明なので記載していないと伝えると「はい」と言われただけ、2.印紙はまだ買ってないと伝えると「印紙はここで売っている」との回答だった。

 

法務局の出張所へ

法務局出張所までは車で30分ほど。行ったことはなかったけれど、税務署や年金事務所みたいな建物だった。法律のプロって感じの人ばっかりが来るのかしらと思っていたけれど、そんな感じでもない一般の人がまあまあいる。

電話予約してあるので番号札も取らなくていい。

予約時間通りに呼ばれて、自分が書いた申請書と、銀行から送られてきた書類一切を出すと、ささっと確認して、「では申請に必要な準備をするので、そこの窓口で印紙を買ってきて」と言われる。

登記免許税は、1件につき1,000円、私の場合は土地1件、建物1件なので2,000円だ。2000円分の印紙を買って待っていると、また呼ばれた。

先ほど出した私の申請書には、印紙を貼るための専用の用紙がホチキス止めされていて、印紙を貼るばかりになっている。印鑑を預けると、法務局の人が必要なところに捺印やら割印やらしてくれる。他にも新たな書類は何種類が見えたが、何の書類か確認できなかった。それらのうち一枚に、現住所、名前、電話番号などを書くように言われ、それにも印鑑を押して完了。

  1. 順位番号は不要だった。
  2. 印紙は現場で買えた。印紙貼り付け用の「2ページめ」(申請書にホチキス止め)も作成もやってくれた。
  3. 印鑑は持参すれば押してくれる。
  4. 抵当権設定の書類はその場で返却してくれた(確認のみ、登記識別情報契約証書や解除証書があれば回収されないようだ)。
  5. 登記識別情報契約証書は、手続き終了後に返却をお願いしてもいいそうだ。要らないのでその旨伝えた。
登記の申請が受け付けられた

そのようにして出来上がった書類群を「あの窓口に出して」と言われ、窓口に出すと「登記完了予定票」というお知らせの紙をくれた。

受付番号、提出日、登録完了予定日が書いてある。完了予定日を過ぎて3か月のうちに、再度来庁すると登記完了の証明書を受け取れるというお知らせを受ける。

完了はちょうど1週間後の日にちになっている。

 

書類に不備があるなど問題があれば電話連絡があって急いで補正しなければならないという(それは嫌だ)。

感想

抵当権抹消登記は、ローン完済後に手続きを「司法書士さんに依頼」「自分で」の2択から始まる。依頼の費用は2万円ぐらいということだ。

自分でやるなら、法務局の相談時間を予約して、持参する方法が現状ベストな方法だと思う。郵送すると書類不備で呼び出される可能性が高いと思う。

 

そういうわけで、1週間後に完了の証明の受け取れたら、ここに追記することにする。

 

<追記>登録完了

 

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