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家探し、購入、引越し、メンテナンスの記録

オールドペルシャ絨毯

先日、カーテンを探しているときに、あるところで素敵なペルシャ絨毯を見てしまった。印象的な図柄で、頭から離れない。しかし、まったく無理な価格ではないものの、ン十万というのはまあまあ高い。

もう少し下の価格帯でそれらしい絨毯を探してインターネットを検索した。すると、ノット数(目の細かさ)や編み方などで譲歩すればもう少し手頃にラグサイズのものが買えるようだ。

 

車で行ける範囲の家具屋には良いものがないので、絨毯の専門店に行ってみることにした。評判の良さそうな手織りラグのお店が「日泰寺」の界隈にある。実は20年ぐらい前に街歩きのときにそのお店にも入ったことがあるが、「こういうお店もあるのね」と思ったぐらいで、まさか20年後に買い物に来るとは思っていなかった。

 

細い坂道が多い地域、車をなんとかコインパーキングに入れて、お店に入った。「クラフトワーク」というお店である。中に入ると明るくて、とてもきれいに絨毯が展示されている。おおよそ、ペルシャ絨毯、キリム、ギャッベペルシャ更紗の小物類に分かれている。それぞれは、さらにいろいろな生産地に分かれる。

 

イラン人のご主人はとっても話がしやすい人で、どんなものを求めているのかをうまく聞き出してくれるし、情報も惜しまず出してくれる。大きさも分かるように、出して広げてくれる。

 

まず、キリムのラグを見せてもらうが、思った感じの図柄がない。思った感じとは全然違うオールドキリムも見せてもらった。これもいいかなと思うほどに素敵な品だった。

 

次にペルシャ絨毯の小さいサイズを見せてもらううちに、かなりピンとくるのが3つもあって、そのうちオールドペルシャの、鮮やかな赤とくすんだ水色のコントラストが絶妙なひとつを買うことにした。予算内で思った以上の物が買えてとても満足だ。

 

掃除機をかけるぐらいでメンテナンスは簡単なことや、どうしても汚れが気になってきたら水で拭くだけできれいになること、洗剤を使うなら頭髪用のシャンプー(毛だから)を薄めるといいこと、万一傷んだら補修してくれることなど、いろいろ教えてもらった。

 

踏んだり寝転がったりはもちろん、掃除も「ルンバぐらいでは傷まない」とのこと。