町内会の安否確認訓練、玄関に黄色い札「我が家は無事です」をかけておく日時が回覧板で回る。たいてい日曜の朝である。仕事がある家庭は事前に参加できないことを伝えておき、各組の組長が時間になったら黄色い札を確認して回って終わり。
その札、どうしてもかけ忘れてしまって、ちゃんと玄関に時間通りに出せたことがない。それは私だけではなくて、ご近所も同じである。私が組長だったとき、自分の組の点検をしようと外に出たが、１軒も札をかけていなくて「今日じゃなかったかしら、時間を間違えたか？」と思ったぐらいである。
掲げそびれた黄色い札を眺めながら、実際に災害があった場合、無事ですの札をかけたあとに災害に巻き込まれたら誰も助けてくれないのかなあと、ちょっといろいろ考えてしまった。
