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家探し、購入、引越し、メンテナンスの記録

大掃除の記録2023(6)

年末の開始。終わりの始まりみたいな意味だが、今日から大掃除などに全力を注ぐ日である。

 

  • レンジフード

夏に洗ったから大丈夫だろうと甘く見ていたが、大掛かりなオペレーションとなった。疲れた。疲労で腰、肩などが痛い。指にもマイナーな切り傷を作った。

 

  1. 整流板 そんなに苦労せずに裏表と細かいところを洗って拭いた。
  2. スリットフィルタ いつも見るようなギトギトだが、洗い方は心得ているから大丈夫と思っていたが、予想以上にスリット内の汚れが落ちにくかった。ウタマロで漬け置きすればよかった。材質がトタンのような雰囲気だが、アルカリ電解水をかけると変色してしまう。ウタマロだけの方がいいし、十分落ちる。
  3. フード下側 下というか裏というか、外れないので腕が疲れる部分であるが、全体にウタマロの泡を軽く載せて1分後ぐらいに拭き取るとスムーズに油汚れが浮いて落ちた。最後にウェスでウタマロを取り去って、さらに水拭きした。整流板を止める金具や、LEDライトの近くなど細かい隙間があるので、最後に綿棒で拭き取った。
  4. シロッコファン 格闘の末、結果的に取り外して漬け置きして丸洗いできた。シロッコファンが収納されているシロッコの部屋?の内側にも手を入れて掃除できた。格闘の内容は、以下に別記。
  5. 整流板の留め具 整流板を外す最初の工程が、両脇のポッチを押すという動作なのだが、このポッチが油で固まって動きにくくなっていた。全体の掃除のあと、アルカリ電解水をかけてポッチ内部の塊をほぐせるように何度かプッシュしたら、動きがもとに戻った。

シロッコファンが外せない>

シロッコファンは中央の固定ツマミを右に回して外すという情報までは入れていたが、固くて動く気配がなかった。その結果、新築から6年半のあいだ、ちょっと下から撫でるぐらいの掃除しかできていなかった。今日もカッチカチで動かない。

そこで、「シロッコファン」「外れない」などで検索して、いくつかのサイトで「ドライヤーで温風を当てろ」という情報を得た。油が固まって動かなくなっているから溶かせば柔らかくなって取れるという原理だ。

ドライヤーを当てる時間は3分ぐらいと書いてあるが、3分もドライヤーを手で支えて当て続けるには腕の筋肉に負担がかかる。1分ぐらいで試しに回すが、まったく効果がない。本当に外れるのかしらと疑いの気持ちで再度検索したら、「がんこな固着もドライヤーを当てては少しづつ動かせ、そうすれば取れないファンはない」という希望の持てるようなことを書いてくれているサイトがあった。

ウタマロをこすりつけて油を溶かしながら、熱風を当て続けて5分、もう腕の限界なのでこれで回らなかったら、もう諦めようという最後の挑戦でも全く動かなかった。

一旦諦めて、ファンの隙間に洗剤をこすりつけて拭こうとするが、なんといってもファンなので回ってしまって力を入れられない。それでも油の塊が落ちてきたりするので、なんとか外して洗いたい。そんな気持ちでもう一回だけ、力を入れて右回しにしてみたら、「あっ外れた」・・・さくっと外れたのである。

用意していた大きなバケツにお湯とウタマロをたっぷり入れてしばらく放置すると、もう汚れが浮いてきている。

その後、たわしのような道具があると良かったのだが、柄のついたブラシしかなくて、それはそれは使いにくかった。なんとか羽の隙間の油を落としていった。

全部は落ちきっていないが、乾かす時間も必要なのである程度きれいになったファンを乾燥させる。

最後に、すべてのパーツを元通りに組んでいく。

シロッコファンは重くて、ネジが入りにくくて、支えながらネジを止めるのに再度苦労した。

その他のパーツはそれほど苦労はないが、最後に整流板を止めるときに、まだ留め金の動きが悪く、気になった。時間があるときに再度チェックしてみるという課題を残した。

 

  • エアコンフィルター掃除

午前中のレンジフード掃除の腰痛や腕の痛みが癒えず、午後はしばらくソファで休憩してからエアコンフィルターとベランダ掃除を開始した。

キッチンと書斎のエアコンのフィルターを次々に洗ってベランダで乾かす。これを乾かさないとベランダ掃除を始められない。

干している間も、しばらく休憩してベランダ掃除の体力を回復させた。

  • ベランダの高圧洗浄

エアコンフィルターを装着して、ついにベランダ掃除に取り掛かった。

まずは古い掃除機を出してきてベランダのゴミを吸い取った。

すると仕事のメールが入って、一時掃除は中断、もう仕事納めたはずなのだが。

 

仕事もあるけれど、日が高いうちにベランダ掃除を終えたいので、高圧ではなく中圧の軽量の洗浄機を出してきてバケツの水でまずは南側のベランダを洗浄した。ベランダの敵は緑の苔の侵略である。最初に見た感じよりも緑は手強く、しつこく噴射して跡形もなくというほどではないが、そこそこきれいにした。

 

次に北側のベランダを洗浄、こちらは掃除機は必要なかったけれど、緑色の部分が広がっていてさらに手強い。ここで、バケツに水を入れすぎて、キッチンで一回こぼすというアクシデントがあった。それを拭き取って、余計な体力を使い、時間を消費しつつもうひとつのベランダへ向かう。

北のベランダは押して開けるドアなので、部屋の中から噴射しても手が届かない死角がある。その死角にこそ緑の苔が広がっているので大変にもどかしい。

結局ドアの向こうの死角がうまく洗えなかったので、昨日から今日の午前中に役立たずだった硬いブラシを持ってきて、手動でこすった。なんと、ここで役立たずブラシがいい活躍をして、死角のうち半分ぐらいはきれいになった。あとの半分はまた今度やることにして、ベランダ掃除は終了。

 

  • 窓拭き

さらにおやつ休憩後、南側のベランダが乾き始めたので、そのベランダにある我が家で最も大きい窓の拭き掃除をした。今日はこの窓まで掃除したらノルマ達成である。

激泡クリーナーを吹きかけると、周りにも自分にも泡が飛んでくるが、それが大掃除というものである。マイクロ雑巾で一気に拭き、さらに別の乾拭きタオルで拭き取る。

次に網戸をメラミンスポンジの大きいのに水を含ませて吹く。メラミンスポンジが粉々になるんじゃないかと思っていたけれど、実際にやってみると汚れも取れて、メラミンスポンジも破れない。ただし、汚れがたまりすぎていて終わらないので、途中でウタマロを溶かした水で絞った雑巾に切り替えてきれいに汚れを落とした。

 

※ 追記:この2日後、メラミンスポンジと網戸が接触するときに飛び散る飛沫が細かすぎて、霧のように目や鼻や気管支に入り込んできたので、メラミンスポンジで網戸を洗うのは中止した。それに、マイクロぞうきんのほうが汚れが落ちる。

 

今日はよく働いた。