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家探し、購入、引越し、メンテナンスの記録

クッションを洗うな

クッションカバーは洗えるが、クッションの中身は洗うべきなのか、迷うね。

 

昨日のこと、ぺったんこになったクッションの中身のほうを洗ってみた。洗濯表示では「手洗い」で、乾燥機などは使うなということである。ネット情報では、押し洗いして斜めに水分を切り、さらにタオルなどで水分を取り、立てかけて日陰で干せという。

 

そもそも低反発でもなく羽毛でもない。500円ぐらいのポリエステル綿が入ったクッションである。買い替える前にひとつ洗ってみた。

 

まず、洗面用シンクにぬるま湯をためて、洗剤を投入し、クッションを沈める。

クッションはすぐに空気を含もうとする。浮き輪のように浮いてくるクッションを押し洗いというより沈め洗いだ。

水が飛び出さないように気をつけながら、しばらく沈め動作を繰り返し、二つ折りにしたりして汚れを出し切る気持ちで中に入った水を押し出す。

 

思ったほどは汚れていなかったようで、石鹸水が濁るほどでもない。

 

次にすすぎだが、いったん石鹸水を抜いてお湯を入れ替えた洗面シンクにクッションを沈める。中の石鹸水を出さなければならないが、押しても押しても泡っぽいものが出るのできりがない。疲れてきたので、水切りへ進む。

 

水を切ろうとするが、重くて持ち上がらないほどに水を吸ったクッションを、何回も押して水を出すのには全行程の中で最も苦労した。せっかく押して水を出しても、その水が再度クッションの中へ入っていってしまう。

それでも、繰り返すうちにクッション本体が軽くなってきて、扱いやすくなった。それでも水分は垂れてくるぐらいには入っている。

 

適当なところでタオルドライへと進む。

バスタオルを床に敷いて、クッションを包んで押し付ける。すると、タオルはびたびたになり。クッションの方は表面がさらさらに乾いてきた。

 

ベランダへタオルごと出して平らに置いて放置した。午後の日光がやわらかく、ちょうどいい。夕方まで何度か裏返しながら乾かした。それで乾いたのかというと、そうでもない。表面は乾いているが、下にした面は少し冷たい。夜間はエアコンの温風の下に置いて乾燥を促した。

 

翌朝(それは本日)、クションを再度屋外に出して乾燥継続、ほんとうに乾くんだろうか。昼頃触ってみたが、なんだかまだ怪しい。というか、乾いているのか乾きていないのか、確認できない。

 

斜めに立てかけて干すというネット情報をまだ試していなかったので、ここで初めてためしに立てかけてみた。

すると、よ。

クッションの足元からけっこうな水分が出てきた。下に敷いたバスタオルが濡れている。やっぱりぜんぜん乾いていなかった。長期戦だ。

 

夕方まで。立てかけ方式で、向きをくるくる変えながら干してみた。今夜はまた暖房の下で乾燥作戦で乾かして、明日も引き続き干してみようと思っている。

 

それと、これでうまくいったら他のクッションも洗うつもりだったけれど、洗わない。新しいフカフカのを買ってくることにする。