fujifrog

家探し、購入、引越し、メンテナンスの記録

床にできた傷の補修

5年半近く住むと、フローリングに物を落下させて傷つけたところが増えて気になる。ネットで補修の方法を探すと、プロ級からやり過ごし系までいろいろな補修情報があることが分かる。

 

プロ級は、傷にパテを詰めて平らにならして色や模様を塗料で復元、最後に表面コーティング仕上げという段階を踏んでいる。パテ埋め込み前に接着剤を使ってパテを定着させたり、サンドペーパーの粗さ各種を揃えたり、けっこう道具も工程も多い。

よってやる気を刺激されない。

 

一方、やり過ごし系はパテを詰めて乾かして終わりである。目立つ傷がやや目立たなくなる効果と、傷を悪化させない効果ぐらいまで達成できれば、見た目は妥協するという系統である。こちらは「自分でもできるかも」という希望が生まれるし、あわよくばパテの上から色塗りぐらいのレベルまでこなすわよ、という野望(無謀)も生まれる。

 

そんな感じで、うちの補修計画はパテを買うところから始まった。水性なら失敗しても大丈夫ということで、店頭で床と同じような色のパテを購入してみた。チューブ入りのパテに、ヘラのようなものが付属している。

 

パテを傷の穴に入れてみると、そんなにぴったりきれいに入るものではないことはすぐ分かる。多めに取ったパテを穴に刷り込むと、穴の周りまでガッツリパテが付着する。綿棒などで穴の周りを拭ってなんとか穴の中に詰め込むも、ヘラでえぐってしまったりして失敗が続く。

 

試行錯誤しているうちに、多めにパテを盛って、完全に乾いてから表面を平らにする方法が一番よさそうだということで、5箇所ほどの穴にパテを詰めるだけ詰めて、そのまま放置して出かけることにした。

 

帰宅すると、乾いたパテがけっこう白く目立っているけれど、少しナイフで削ると平らな様子にはなった。そこに薄い絵の具を薄く塗って、今のところは「目立たない穴の形のシミ」のような状態である。この上にニスなどを塗ると、かえっておかしくなるような気がして、そのままにしてある。

 

穴が空いていたころよりは気にならない。気が向いたら色塗りなどの段階から再挑戦もできそうだ。